2008年06月29日

強烈なVan Der Graaf Generator体験

昨晩のVDGG公演。いや、なんか凄いものを観たし、聴いたし、といった感じです。これまで多くのライヴに参戦してきましたが、昨晩のライヴほど緊張感漂うステージは初めての体験でした。

ほぼ開演時間通り、最新作の2曲目から始まりました。いきなり、複雑なリズムを淡々とこなすアンサンブルの難しい曲でスタート。ステージ上の緊張感が否応なしに伝わってきます。良く見ると、自己陶酔気味でピアノと歌に集中しているピーターに対し、ガイ・エヴァンスはずっとピーターを見ながら演奏している。ヒュー・バントンはたまにガイのほうを見るが、手・足をバラバラに使った複雑な演奏を強いられてるので、ついていくのが精一杯な印象。

つまり、このバンド、通常のロックバンドの用に、用意された曲を演奏していくのではなく、ピーターのパフォーマンスにあわせて、あらかじめきめられた枠のを意識しながら、他の達者な演奏家がそれをサポートしていく、といったような感じなのです。ピーターの衝動ですべてが左右されてしまう演奏。一瞬のスキがパフォーマンスを崩してしまうという緊張感。そして、体全身をふる活用しなければならない肉体的にも疲労する演奏内容。随分小さな会場でやるんだなぁと思いましたが、こんなパフォーマンスを客に見せるためには、緊張が充分に伝わらない大きな会場では無理だったのでしょう。

そんな調子なので、さすがに緊張感はすべての客に伝染しているのか、曲間は拍手が止むと会場が静寂に包まれてしまいます。ピーターも「演奏が終わるとホント静かだねぇ」なんて発言するくらい。演るほうも真剣なら、聞くほうも真剣。確かに、1万5000円も払ってVDGG見に来た人々ですから。

個人的には最後の2曲が素晴らしかったと感じました。何度も聴いた曲ですが、演奏の緊張感はただならぬ様相で、固唾を飲んで見ている状態でした。だから演奏が終わるとホッとするんです。そして、ジワジワと感動してくる。なんでしょうか、この感覚…。

確かに、演奏がうまく噛み合わない箇所も多々ありましたが、それよりも、複雑に構成されながら柔軟な対応を要求されるパフォーマンスを披露するプロ意識で、40年もの間、音楽を生業としてきた人の集団、それこそがVDGGなのだと感じました。これは、レコードを聴いているだけでは決して分からない彼らの真の姿なのだろうと思います。

しかし、ピーターはかなりギターを弾いてましたね。ピックを各ギターに1枚しか用意してなかったので、“Lemmings”の途中でピックを落としてしまったとき、一瞬「あれれ?」となったピーターがおかしかったです。サックスがない“Lemmings”はハードロック感が増して、かっこよかった!あと、新作は歌詞を覚えていないようで、歌詞見ながら歌ってました。なので、旧作のほうが、より緊張感あるものになったのかもしれません。

いずれにしても、生で見れて本当によかった。これから先、VDGGを聴くという行為が、今まで以上に楽しめそうです。来日に感謝です。


Van Der Graaf Generator
2008年6月28日(土)渋谷 O-West

1.Interference Patterns
2.(In the) Black Room
3.Every Bloody Emperor
4.Lemmings
5.Lifetime
6.All That Before
7.Meurglys III (The Songwriter's Guild)
8.Over the Hill
9.(We Are) Not Here
10.Man-Erg
-encore-
11.Still Life
posted by chivas at 14:31| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

7枚目と6枚目

最近、息子の世話が忙しく、レコ屋に行くのはもちろん、音楽を聴いたりなんてほとんど出来ない日々が続いております。こちらにも書く時間は無いし、ネタもないしで、早一ヶ月。何か書くネタを・・・と考えていたら、今日、2ヶ月以上前に注文したLPが届きました。

Sarah-LP.jpgデカイジャケはいいです

サラ・マクラクランの2ndと4thの重量盤アナログです。前から欲しいとは思っていましたが、なにせ金額が高いので購入は躊躇していました。で、2月はカミさんが出産のため実家に行っていて独り暮らしだったので、密かにネットで注文。2枚の合計額は、送料込みで1万円弱・・・。高いです・・・。

しかし、なんでそこまでして買うのか。その話を全部すると長くなるのですが、以前サラ・マクラクランにかなり入れ込んでいて、コレクターのようなことをやっていたものですから、その延長線上でまず「ブツが欲しい」ということと、好きなアルバムを「LPで聴きたい」ということが言い訳ですかね。なので、大きいこのジャケを手にしただけで、かなり嬉しい。2枚とも死ぬほど聴いた大好きなアルバムなので、この大きさでジャケを見れるだけでもかなり興奮します。

ただ困ったことに、シールドを切りたくないという気持ちも有り、このクソ高いアルバムをもう一枚づつ購入しようかな・・・なんてことをカミさんにポロッと言ったら、真剣に「何をいってるの」と睨まれました。そりゃそうですよね。2ndはCDを6枚、4thはCDを5枚持っているのですから・・・。

とはいえ、そのCD全部違うんです。たとえば、下の画像。

Solace-Label.jpg入手困難?

2nd Solace の米盤のレーベルです。恐らくですが、この黄色いレーベルは初期のプレスのみに行われたもの。3rd発売後、彼女がかなり売れ出してからのレーベルはデザインは同じですが、銀色のレーベルになります。もちろん中身は一緒ですが・・・。因みに、米盤のプロモ特殊仕様のレーベルはこのレーベルの下記にある花のデザインが全面に施されたカスタム・レーベルでした。こちらは通常のCDのジャケよりも2回り暗い大きなBook型のジャケットに収まっているかなりのコレクターズ・アイテムです。

また書くことがなくなったら、他のサラ・マクラクランのアイテム紹介をしてみます。かなりのレアアイテムもありますので、お好きな方は、お楽しみに!
posted by chivas at 23:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | レコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月21日

不死鳥!

ASIA の新作が発売されました。いつ以来の新作といえばいいのかよくわからないアルバムですが、オリジナルのラインナップとしては、実に四半世紀振りの新作ということですね。期待は全くしていませんでしたが、やっっぱり買っちゃうんですよね。

AsiaP.jpg「不死鳥」でもきっとこれで終わり

やっぱり、期待していなかったとおりの内容でした(笑)。でも、悪くないです。いい曲もたくさんあるし、特に、ウェットンの歌がいいです。でも、相変わらずダウンズがダサいです。一方、ハウはなかなか控えめで大人なプレーを聞かせていて好感触。それをダウンズがぶち壊している感じです。

さて、これを引っさげての来日公演、どうなるでしょう。今回、このアルバムを喜んでいるファンは多いようですが、ライブでは結局昔の曲ばかりが盛り上がるんでしょうね。既にハウを含むラインナップでの YES のツアーが発表されているので、ASIA はこれで見納めでしょう。でも、大切な思い出は、思い出のままがいいんだろうな、と前回の来日公演で痛感したので、私はもちろん不参加。

でも、ジョン・ウェットンが心臓のバイパス手術から無事に帰還したことは、素直に嬉しいです。本当に、いい声してますよね。彼には、あの2ndソロのような必殺の名盤をもう一枚くらい残して欲しいなぁと思います。
posted by chivas at 22:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | CD/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

広告の嘘

さて、SHMCDの続きです。とはいえ、今日はその音の感想ではなく、広告の文章についてでございます。

初回に売られたSHMCDのパッケージには、その特性や優位性を示す文章とカタログが載った冊子が付いています。この冊子、店頭での販促ツールとしても使われていたので、ディスクは買ってなくても読まれたという方は多いのでは?

SHMCDBOOK.jpgこれが冊子

もちろん、技術的な解説とそれによる音質の優位性に異を唱えるつもりは毛頭ございません。しかし、この冊子の6ページ目にある「この曲のここを聞け!」の中の「いとしのレイラ」の解説には大いに疑問有りです。

この解説では名盤「いとしのレイラ」の1曲目“I Looked Away”についての表記。

KOKOWOKIKE.JPG○の部分の文章の一部が↓

かつてのアナログ盤の音は、マスキングしたようにこもっていたが、これ(SHMCD)は雲泥の差だ。

これを書いたオーディオの評論家さんは、一体、どのアナログ盤と比べたのでしょうか。全くのデタラメです。私はこのアルバムのSHMCDは持っていませんが、2004年にでたSACDは持っています。今回のSHMCDも恐らくその2chステレオのマスターと同じもののはず。なので、下記の3枚を比べてみました。

@英国盤LP Polydor 2625 005
A米国盤LP Atco SD 2-704
B米国盤CD SACD Hybrid盤
※@とAはレーベル的には両方ともオリジナルですが、いわゆる初版ではありません。

LAYLAs.jpgLAYLAs

マズは、@。シャキッとした音で非常にクリア。迫力もあるし、立体感も抜群。ベースもいい音で鳴るし、何しろ、ドラムの音が素晴らしい。さらに特徴的なのは、クラプトンのストラトがとてもストラトの音で聴こえる点。無骨なくせに貧弱な、あの独特のストラトサウンドがとてもリアルに鳴り響きます。音に迫力があるせいなのか、とてもオンなロックアルバムという印象すら受けます。ただし、ところどころ音が歪みます(固体が悪いのか?)。

Aの米国盤は、英国盤に比べて非常に太い音で鳴ります。太いというか、図太すぎ。モコモコしてむくんでいるような感じの音です。音の輪郭がボケている感じです。英国盤と比べると、クリアなガラスと曇りガラスほどの差があります。こりゃ、ひどい。英・米でここまで違うのも珍しいですね。米国録音(しかも、Atlantic=Atcoのスタジオ)なのに・・・。ただし、英国盤にもあったロック感は失われていません。

そして、B。Aの比べれははるかにクリア。しかし、@には及びません。しかし、音の佇まいというか、雰囲気がなんだか全然違います。これ、完全にリミックスされてるんですね。音の定位も完全に違う。そもそも、このアルバムは1990年にレア音源を大量に含む3枚組みのBox Setになった時にリミックスされていますが、それと同じマスターをデジタルリマスターしたものなのでしょう。SHMCDの音もこれと同じのはずです。

しかも、音の佇まいが全く違い、全体的にロックさはなく、落ち着いた感じです。LPの音がスタンディングのライブハウスの感覚だとすると、このCDの音は座席とお食事付きのブルーノート的。20代のドラッグ漬けでパティへの想いが胸を締め付けていたときのクラプトンの姿が霞んでしまいます。アダルトで棘のない音。つまり、これはもう当時の音(音質ではなく)とは呼べない代物。その音は、あの Avalon(Roxy Music)のボブ・ラドウィッグ氏のマスタリングだといえば、なんとなく想像がつくと思います。因みに、Box Setのときも彼のマスタリングです。

つまり、です。あの広告にあるように、昔のLPと現行のCDの音を比べるのはナンセンスといえるでしょう。アルバムは同じですが、音は明らかに別物なのですから。それに、「マスキングしたようにこもっていた…」なんてことはありません。米国盤は確かにそういえますが、英国盤のクリアさといったら他の追随を全く許さないほどに瑞々しく素晴らしいものです。ちゃんとどの盤と比べたのかくらい明記して欲しいですよね。これ読んで英国盤を買うのを止めちゃうのは本当にもったいないですから。確かに、英国オリジナル盤の値段は高いですが、もしCDしか聴いたことがないのなら、ぜひ一度聴いてみてください。このアルバムがもっと凄い“ロック”アルバムだと思えるはずですから!

確かにSHMCDは素晴らしいのでしょうが、嘘はいけませんよね。皆さんも広告などに踊らされることなく、ご自分の耳で確かめてみてくださいね。
posted by chivas at 23:49| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | CD/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月08日

2枚目のSHMCD 「電気の武者」

なんだか随分と話題になっているSHMCD。得体が知れないだけに、興味津々。でも、ちょっと高いから買うのに躊躇する。というところでしょうか。とはいえ、CD販売系のサイトでは最初のリリース分はほぼ完売状態。手に入らないと余計に気になるんですよね、こういうの。

で、昨日都内CDショップを見てみたら、店頭にはそれなりに残ってることが判明。Steely Dan は2枚ともあるし、Free の2ndもありました。ネットでも残っている The Police も在庫有りでしたね。他にこちらがあったので、購入してみました。

Trex.jpgジャケは意外にもヒプノシス

T.Rex の「電気の武者」。大好きなアルバムですが、リマスターCDを持っていなかったので、ボートラ&SHMCD分ということで2800円をお買い上げ。お買い上げしたからには、持っているものとどんだけ違うものか比べてみたくなるわけで、早速やってみました。対象は下記です。

@国内盤CD(帝蓄)/89年マスター
ASHMCD/01年リマスター

今回はこれだけ。これまで「電気の武者」は@でしか聴いてきませんでした。これを聴いて好きになったんだから、なんの問題はないはずですが、あらためて聴いてみると、音的にはこじんまりとした感じでモコモコしている気がします。それに比べてAはすべてがオンな感じ。音の迫力だけは格段に違います。さすがリマスター&SHMCD。でも、クリアさや分離感は向上しているとはいえ、モコモコ感はやっぱりある。これは私のプレイヤーが安もんだからですかね。結局はどちらがお好み?ということなんですが、全体的にゆる〜い感じの音楽+なんだかギリギリのところにいるような危うい雰囲気のアルバムなので、リマスター盤のように“すべてオン”になってしまうと、「なんか違うんじゃない?」という気もします。ま、マスタリングの違う盤を比べているので、明らかに音が違うのは分かりましたが、いずれにしてもこのアルバムの価値を損なうものではないと思います。結局こうなるとオリジナルのレコードとかで聞いてみたくなるんだよなぁ…。因みに私のベストトラックは、2曲目でございます。

さて、都合2枚を聴いてみたSHMCD。いずれも出てくる音が元気なのは事実なので、きっといいものなのでしょう。しかし、これまでのところリマスター盤を聴き比べたことはないので、その真価はまだ確認できていません。今度、通常CDとの2枚組のサンプラーが出るので、それを買ってみようと思います。

だがしかし、SHMCDの広告の文言すべてを鵜呑みにするのは危険だということも断言できます。プレミア必至のアイテムになりつつありますが、すぐに手を出す前に・・・。それは、次回にお話しすることにしましょう。
posted by chivas at 00:07| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | CD/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月07日

VDGGが来る!

お久しぶりです。

Van Der Graaf Generator の奇跡の初来日公演が決定しましたね。チケット届きました。3人になってしまったとはいえ、結成から40年目の初来日。感謝、感激です。

しかし、料金はなんと15,000円!しかも、会場は渋谷O-West。ライブハウスでこの価格は、尋常じゃないですよね。喜び勇んで2公演分の予約をしましたが、支払いにビビってしまい、結局1回のみ購入しました。興行主さん渾身の来日公演のようで、直接メールを送って購入手続きをするしかチケットを手に入れられないようです。

VDGG.JPG封筒にも新作のジャケ!

届いたチケットは、なんか暖かい感じのするポストカードサイズのお手製のもの。興行主さんのお手紙も封入されています。普段と違うチケットに、もう既にこの公演の特別な雰囲気が漂います。

公演まであと2ヶ月ありますが、ドキドキですね。新作はまだ手元に届いていないので、未聴ですが、奇跡の来日公演、本当に楽しみです。


それから、息子が誕生いたしました!
posted by chivas at 22:53| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月17日

リアル「死霊復活」

終わってしまいました。Iron Maiden の“昔の曲だけ”ライブ。会場の横浜パシフィコは、さすがのSold Outで、3階まで超満員。前回のシリアスなステージ(ブルース以外)とは違い、バンドも楽しそうでしたし、観客も皆さん楽しんでいた・・・はずでした。

前座の娘の演奏が終わったのが、7時を15分頃。7時40分頃になって、会場に爆音で UFO の“Doctor Doctor”が鳴り響き、終わると同時に客電が落ちる。すると、あのチャーチルのスピーチが流れ、割れんばかりの歓声と共に、“Aces High”が始まる。誰もが待ち望んだ夢のような瞬間でした。このキツイ歌を Live After Death よりも完璧に歌い上げているブルースが凄い。続いて、“2 Minutes to Midnight”のリフが引き裂くように始まり、あの Live After Death が完璧に再現されていく。メンバーもビデオさながら、右へ左へ動きまくり、2曲目にしてもう会場の熱気は最高潮。

ここで、「今日は Live After Death の曲を中心に、Somewhere in Time の曲とかもやるぜ!」とブルースがアナウンス。事前にセットリストを入手していなかったので、何の曲をやるのかとワクワクしながらライブを見ていたいのですが、以下を見ていただけば分かるように、意外と普通の選曲でした。

01. 撃墜王の孤独
02. 悪夢の最終兵器(絶滅2分前)
03. 悪魔の誘い
04. 明日なき戦い
05. Wasted Years
06. 魔力の刻印
07. Can I Play with Madness
08. 暗黒の航海
09. パワースレイヴ〜死界の王、オシリスの謎〜
10. Heaven Can Wait
11. 誇り高き戦い
12. Fear Of The Dark
13. 鋼鉄の処女


選曲は意外でなかったものの、8曲目や9曲目をライブで聴けるのは、やはり嬉しい体験でした。9曲目ではスタッフがステージ上の汗を拭いているのを見たブルースが、ビデオと同じ仮面をかぶったまま、雑巾を取り上げて床を拭きながら歌うというアクシデンタルなパフォーマンスも登場。もちろん場内は大爆笑。良く聞き取れませんでしたが、多分歌詞も「床掃除を云々」と変えて歌っていた気がします。意外だったのは“Fear Of The Dark”を演奏したこと。やるはずのない曲をだと思っていたので、びっくりして逆に感動しまいました。そして、「Scream for me Tokyo!」の掛け声と共に、“Iron Maiden”突入。Somewhere in Time のジャケのエディが登場して、本編終了。

大歓声に包まれながら、バンドは再びステージに登場。すると、デイブの前にアコギが置いてある。さて、アンコールでアコギを使う歌ってなんだ?と考えていると、ブルースが第七の予言の最初のフレーズを口ずさむ。それだけで観客は大盛り上がり。それを察知したブルースが「じゃ、アンコール」といいながら、最初のフレーズだけを何度も口ずさむ。3回目になるとおふざけが始まり、フェイントで歌いだしてデイブを困らせ、それをニコとスティーブも笑ってみているという微笑ましい光景に、観客もちょっと和やかな雰囲気に。しかし、この後に続く曲が始まると、場内は激しい興奮の坩堝に!演奏されたのはもちろん“Moonchild”!アンコールの始まりで今度は Maiden England が再現されたのだから、そりゃたまりません。そして、その最後の雄たけびが消えると、あのベースリフが!!!本日一番期待していた“The Clairvoyant ”が演奏されたのです。この曲でのデイブとエイドリアンの息のピッタリあったツインリードは絶品。スティーブのベースももちろん超人的。スゲェです。

で、最後に“Hallowed Be Thy Name”ですべて終了。2ndアンコールがなかったのは残念でしたが、Seventh Son of a Seventh Son からの2曲がたまらなく嬉しかったので、かなり満足した気持ちで家路に着くことができました。

アンコール
14. Moonchild
15. 透視能力者
16. 審判の日


今回、数少ない公演数のツアーで日本に来てくれたことは本当に感謝です。実に楽しいライブでした。「あの曲演ってくれればなぁー」みたいな意見はあるにしても、きっと来た人はみんな満足だったに違いない。とおもっていたのですが・・・。

帰り道、駅に向かう観客の中に「ヤニックのギターはなんだ」とか「“Fear Of The Dark”はヤニックがいたからだろ」とか、ヤニック批判を口にする人が多かったのです。これはびっくりでしたし、がっかりでした。確かに今回の選曲ではヤニックが活躍する場面は少なかったでしょうが、素晴らしいソロも披露していたし、トリプルリードもキメていました。ヤニックがいたからこその躍動感あるステージだったのは間違いありません。なんか「ディアノじゃないとダメ」みたいなヤニック批判が気になったので、多少弁護してみました。メイデンは6人。それでいいじゃないですか。素直に楽しめばいいのにね。もうメンバーも観客も1985年の人じゃないんだから。

今回はTシャツの獲得はナシ。5000円は高いよなぁ・・・。
posted by chivas at 00:31| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

AJA SHMCD 到着

今週末、ようやく誕生日プレゼントが届きました。あれから何軒かレコ屋を覗きましたが、Aja は軒並み売り切れ。かなりの人気商品だったようです。一部でも「プレミア必至」なんていわれてますね。よかった、入手できて。

ajaSHMCD既にレアアイテム?

早速聴いてみました。単体で聴いても何がどう違うのかよくわからないので、合計3つを聴いてみました。

ajasAjas

写真上から
@米盤LP AA規格の後期プレス
ASHMCD
BBox Set Citizen Disc 3-4

結果、どれも音が悪いなんて事はありませんでした。ただ、私の安いオーディオで聴いても、3つの音はそれぞれ違うことは確認できます。今回のAは確かに音の分離が異常に良く、それぞれの楽器の音が独立して聴こえるし、非常にクリア。立体感もあり、非常にシャープな音という印象です。しかし、なぜか馴染めない。音がキレイ過ぎて行儀がよ過ぎというか、シャープすぎてギスギスしているというか、とにかく耳障りが好きになれません。楽器が独立して聴こえるというよりは、バラバラに聴こえる感じです。音圧が期待していたよりも低いのが驚きです。

そこで、@をかけてみると、あれ、全然違う。音の独立感は減退しますが、音にまとまりがあり、楽器のアンサンブルが違和感なく楽しめます。また、全体に力強く説得力のある音で、特にベースの音が大きく太く感じます。そのおかけでガツンとした印象があり、引き締まった演奏が繰り広げられます。好みとしては、断然こちら。ただし、難点は内周に行くほど音の歪みがひどくなり、外周ほどの音の良さが大幅に減退してしまう悲しい物理的事情があること。これは、当然Aでは起こりません。でも、初版のLPとかなら歪まないのかも知れませんね。聴いてみたいなぁ。

Bは最初のリマスターCD(SHMCDとはちがうリマスター音源)になるんでしょうが、これでも音は別に悪くありません。質感は@に近いですが、@よりもやや平面的に聴こえます。でも、ぜんぜん悪くありません。Aja を聴いてみたいけど、まずは出来るだけ安く買いたいと思われる方は、90年代のリマスター盤でも充分イケます。

もっともっと高級なオーディオで聴くと全然違う結果になるのかもしれませんが、個人的な印象は上記のとおりでした。今回のSHMCDは音のクリアさは好印象なので、既にリマスターCDを持っていて、その音像が気に入っているアルバムなら2800円払っても損しないんだろうなぁと思います。がしかし、今回は発売のカタログにそれに該当するアルバムがないので、今はこれ一枚で満足です。次回の発売で面白いアルバムがあったらまた買ってみようと思います。
posted by chivas at 00:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | CD/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

オヤジ流、誕生日プレゼント

SHM-CDなる新種のディスクが発売されました。これは、「通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系を使用することにより、さらに透明性を向上させた、新たなCD」だそうです。音響特性は、

・従来のCDに比べ、歪度の少ない、透明感の高い音質。
・解像度が大幅に向上したことにより、よりバランスのとれた音質を実現。
・従来ありがちだった、低域の量感不足も解消。

とあります。つまり、「今の再生環境でも、これまでにない素晴らしい音質で、お気に入りのアルバムをじっくり聴ける」と解釈できるわけです。実際は、それなりの音響設備がなければ「飛躍的な向上」は実感できないのでしょうが、今回のこのSHM-CDは媒体への露出も高く、やたらと興味をそそられます。

で、せっかく誕生日でもあるので、1枚だけ何か買おうと思い、カタログを見ると、それほど興味をそそられるタイトルはありませんでした。だいたい、50程度の厳選タイトルに Gentle Giant の Octopuss が入ってるのもよくわからない。既にリマスターCDを持っているものを買うのも嫌だったし、60年代の音楽をこのCDで聴く気も起きない。70年代発売で、録音も素晴らしそうで、好きなアルバムで、音質がいいことがうれしいタイトルは?と選んでみると、やはり Steely Dan の Aja ということになりました。

aja.JPGSHM-CDは2800円

発売日の夜、会社帰りに楽しみにレコ屋へ寄ると・・・ない。2件目にもない。露出が多く限定を謳っているので人気を呼んだのか、意外と売り切れてしまっているタイトルが多いんです。HMVのオンライン販売も24日には12タイトルしか残っていませんせした。すごい人気ですね。オヤジがターゲットの商品(もちろんラインナップも)なので、英国盤と紙ジャケをたくさん持っている皆様が、会社を早退までしてまとめ買いとかしていた・・・なんて想像をしてしまいます。間違いなく Aja は一番の餌食ですな。

しかし「ない」となると、余計に欲しくなるのが人情。とにかく探してみると、Amazonはかろうじて注文ができる状態だったので、即座に購入ボタンをクリック。私も、立派にオヤジの仲間入りです。スグに届いた注文の確認メールには「これらの商品の発送可能時期: 2008/2/15 - 2008/2/29」と記されています。これ、初回完全限定生産って触込みなんだけどなぁ・・・。さて、誕生日プレゼントは本当に送られてくるのでしょうか?来月末が楽しみです。
posted by chivas at 00:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | CD/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

Never Unchain the Night!

しかし、最近寒いですね。連休も終わったし、そろそろ休みモードを解消しないとですね。

さて、今日はこんなものを買ってしまいました。

DOKKEN.jpgどっけん。

そう、DOKKEN です!あの、DOKKEN です。何故だか分からないですが、このことろ「ああ、Dokken 聴きたいなぁ」と思っていて、ベスト盤CDとかにも手を出しそうになっていました。何故か分かりませんが、歌詞も覚えていて、風呂につかりながら“In My Dreams”とか口ずさんだりする日々・・・。しかし「3rdの米盤が100円で売ってたら買う。100円ならジュースより安いし、聴いて失敗だったとしても損はしない。だいたい昔CD持ってたの売っただろ!だから、100円で見つけるまでは、なし。ガマンだ!」と心に決めていました。日本盤のオビなしが100円でも買わず、米盤が300円でも買わず、他のアルバムを見ても買わず。どのレコ屋に行っても、100円盤を探し続けました。そして、今日、やっとめぐり合ったのです、100円の米盤に!めでたく購入です。そりゃ、うれしいです。ただいま、「やっと“Unchain the Night”が聴けるぜ!」とかなり盛り上がっております。ドキドキしてきた!

最近、Scropions もやたらと聴きたくなる。これも、100円盤見つけるまでガマンです。Dokken よりも見つかりにくそうですが・・・。

しかし、なんで最近80年代ヘビメタが聴きたくなるのでしょうか。それだけ老けてきたってことなんですかねぇ。

あ、そうだ、RATT も聴きたかったんだ・・・。
posted by chivas at 23:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | レコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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